糖質制限中の停滞期を乗り切ろう!

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糖質制限中の停滞期は普通食で乗り切ろう!

糖質制限を治療の一環として行われている方には不快な話になるかも
しれないことを先にお断りしておきますね。
糖質制限をダイエットとして利用されている方は
体重が減らなくなった途端にヤル気が無くなってしまうものです。

 

ヤル気が無くなって糖質制限を一気にやめてしまうとリバウンドのもと。
糖質制限は長期的なもので食事のバランスを考えたら
結果的に痩せることが多いからダイエットに向いていると言われています。
ダイエットをやりたくて糖質制限をするなら
まずは糖質制限の仕組みを知ってくださいね。

 

停滞期とは?

 

生物の恒常性機能、ホメオスタシス機能が、停滞期の原因です。
ダイエットが順調なほど体重は減っていき、体は変化していくものですよね。
それをダイエッターは「嬉しい」と感じるところですが、体は「危機」と感じるのです。

 

変化が起こりすぎたときに恒常性機能が頑張るということは
体がある程度「停滞期」の状態で維持され続ければ
恒常性機能は解除されると考えられます。
停滞期は起こるべくして起こるので
停滞期が維持できれば体はまた変化を受け入れてくれる状態に戻るはず
つまり体重がまた減り始めます。

 

恒常性とは?

 

恒常性は、糖質制限にも深く関わっています。
そもそも、血糖値が上昇したのを元に戻そうとして
インスリンが分泌されるのも恒常性の機能です。
この働きを抑えるために、糖の摂取を控えているわけですよね。
恒常性機能は最初から意識すべき糖質制限のポイントだったんですね。

 

ちなみに、ホメオスタシス(homeostasis)って、
ホモサピエンスの「人」って意味が強いのかと思ってたんですけど、
ホメオ(homeo)で類似の、恒常性の、っていう意味があるんですね。
スターシス(stasis)の as is が アズ イズ で 今のまま という意味ですから
すごい「現状維持」アピールだなと思って笑ってしまいました。余談ですけどね。

 

 

停滞期にならない方法

 

停滞期は体重が減ったらなってしまうもの…ですが、
体重の減少が急激でなければ、停滞期に入りにくいのではないでしょうか。

 

1ヶ月でグっと体重が落ちたあとに2ヶ月の停滞期がくるのと
3ヶ月でゆるやかに体重を落として行くのと、どちらが良いですか?
ダイエットは焦らないことが大切だと思います。
糖質制限中にリバウンドしないためには?の記事も参考にしてくださいね。

 

オススメはしませんが、もし短期間で体重を落としたいのならば
一気にハードに糖質を抜けば簡単に痩せられます。
その後の体のことを考えるなら
停滞期の仕組みや恒常性機能を頭の片隅において欲しいかなと。

 

停滞期になってしまったら

 

もし、既に停滞期で苦しんでいる方がいるなら
それは必要なことだと受け入れてラクに考えましょう。
自分の体が正常に動いている証拠です。

 

停滞期を受け入れて自然に糖質制限を続けられるのであれば、
それがあなたの普通食になっているわけですから、体はバランス良く保たれます。
その普通食で痩せなければならない体の状態なら体重が落ちていくでしょうし
その状態が適正体重ならそれは停滞期ではなくあなたの最善の状態です。

 

どうしても痩せたい場合

 

リバウンドの記事でも書きましたが
チートデイを設けてみてください。
栄養が足りなくなったと感じて恒常性機能が働いたなら
逆に栄養をたっぷり与えることで
もう恒常性機能を働かせなくても大丈夫と思わせるのです。

 

ただ、この日の栄養はたっぷり吸収しようとするので
一時的に見ると体重が増えて嫌になるかもしれませんね。

 

どの方法をとるにしろ
ダイエットは長期的な目で見ることが大切です。
一日の変化に一喜一憂せず
最終的な体の状態を考えてダイエットすれば
停滞期もイライラしないはずですよ。

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