糖質制限　〜高野豆腐を使った卵焼きの作り方〜

もはや私の糖質制限で欠かせない高野豆腐。
でも、糖質制限を始めるまで食べたこともありませんでした。
煮物に使うんだよね？くらいの知識でしたが
なんかまずいらしいという先入観だけがありました。

ところが今では常備していないと安心できない
保存食として我が家にキープ♪使い方の一例をご紹介します。

---作り方---
1. 高野豆腐をお湯で戻します。１〜２分おけばＯＫ
2. やけどしないように1のお湯を切り、ぎゅっとしぼり、食べやすいサイズにカット
3. 卵を割りほぐし、豆乳で伸ばし、塩をふり、卵液を作ります
4. 3に2を入れ染みこませます。豆腐をぷすぷす刺してもＯＫ
5. バターか油を熱したフライパンで焼き目がつくまで焼きます

巻かなくても四角になる卵焼きのできあがり♪

---ポイント---
フレンチトーストの作り方ですが
砂糖ではなく卵焼きの味を目指して作ってください。
甘めの卵焼きが好きな方は砂糖相当の甘味料を入れても良いですが
これはスイーツではありません。

ちまたでは高野豆腐のフレンチトーストが旨いと評判だったので
エリスリトールたっぷりで作ったことがあるのです。
私はどうしても美味しいと感じられず、
脳に錯覚させることができず
これは甘い味のするおかずであるとしか認識できませんでした。

そこで、これは「我が家の卵焼き」にしようと思い立ったレシピです。

糖質制限では卵が使えるので卵焼きなら本物を作ればいいとお思いでしょうが、私は料理下手なのです。
今まで料理に興味もありませんでしたから
卵焼き用のフライパンもなく、くるくるできるわけもありません。
既に四角の高野豆腐に卵をまとわせれば、簡単な卵焼きの完成です！
卵液を染みこませてあるので高野豆腐は主張しすぎず、食感はきしきしせずふんわりです。
そして卵焼きよりも腹持ちが良いと思われます。写真の弁当でお昼は十分でした。

スクランブルエッグを乗せて

本物のフレンチトーストを作ったことが無いので作り方が悪いのか分かりませんが
このレシピの作り方だと最後まで吸収しない卵液があります。
もったいないのでスクランブルエッグにしましょう。

弁当と趣向を変えたかったので、ハムとチーズでくるりと巻いてみました。
レンジでチンしたチーズがとろりでハムと相性抜群です。
ここでも高野豆腐は主張せず、かさ増しの食材にぴったりですね。

最大のポイント「油」

バターを染みこませると美味しいですが
これが、間違った油だととんでもなくまずい高野豆腐に仕上がります。
このレシピを試す前、高野豆腐の吸収力を舐めていた当初
高野豆腐を小さく切ったものをサラダ油で調理したことがあります。
油を吸って吸って大変でした。
一口食べてすぐに失敗に気付きましたが、３〜４口食べ進めて気持ち悪くなりギブアップ。
油は体に良いものを使いましょう。
オリーブオイルやココナッツオイルなどお手持ちのもので試してください。

私のように失敗をしなければ
高野豆腐は素晴らしい食材としてそのほかの料理でも役に立ってくれるでしょう。
栄養面でも優れているのに糖質は低いので、積極的に使いたい食材ですね。